なんせ40年近くも前の事なので、記憶も定かではないのですが、「~同盟」だった事は確かなのです。曖昧な記憶ですが、「少年同盟」の事を綴り始めようとした時に、このエピソードを思い出したので書かせて頂きました。
ところで、その北の湖関のグラビアを見てからというもの、途端に両親は北の湖関の大ファンになりまして、対戦相手がイケメンの関取であったとしても、小兵力士であったとしても、全力で北の湖関を応援しておりました。石森作品が好きで愛読していることを知った時、グラビアで石森萬画と一緒に笑顔で写った北の湖関の写真を見せながら、本当に嬉しそうに僕に向けた顔が、心からの笑顔だったのを、昨日の事のように思い出します。
たとえ横綱では無かったとしても、その作者の作品が好きなんですと言われれば、どんな大萬画家でも嬉しいものです。僕のような名もない劇作家だって、僕の作品が好きで、劇場に足を運んでいますと言われれば、昇天しちゃうくらい嬉しいのですから。そんな想いを伝えながら、次回は、「少年同盟」の作品の事をお話ししたいと思います。