昭和55年10月31日、漫画家生活25周年記念・原稿執筆7万枚を祝うパーティが開催されました。 これは25周年というアニバーサリーを迎え、さらに今後につながる一歩を踏み出す石ノ森先生のスピーチ映像です。 石ノ森先生はスピーチのなかで、マンガのみならず様々な分野に活動を広げつつあった自身を指して「マンガ家としてはいささか贅肉がつきすぎた」と表現し、「引退を考えていた」とも語っています。 しかしながら、その後もマンガを始め様々な表現方法を模索し、後年には“マンガは『萬画』である”と掲げてその無限の可能性を広げ続けることになりました。 生誕80周年を来年に控え、それを記念してこの若かりし石ノ森先生のメッセージをお届けいたします。