仮面ライダー生誕50周年企画がぞくぞくと発表!

まず最初に発表されたのは、当日の8時に情報解禁された「仮面ライダー」50年の歴史の中でも初の試みとなるアニメ作品の「風都探偵」です。

「週刊ビックコミックスピリッツ(小学館)」にて連載中の「風都探偵」は、テレビ映像作品『仮面ライダーW』の正当続編として設定・世界観を引き継いで描かれています。

風の街「風都」を舞台に、“二人でひとり”のバディ探偵、左翔太郎とフィリップが事件を解決していく物語に、謎の美女「ときめ」も登場。

従来のファンの皆様はもとより、アニメファンの方にも新しい仮面ライダーをご覧いただければと思います。こちらは2022年夏、配信開始予定となります。

 

続いて、当日10時に発表され従来の仮面ライダーファンの間でも大きな話題となった「仮面ライダーBLACK SUN」です。

1987年に放送された「仮面ライダーBLACK」は「原作への原点回帰」をコンセプトにした作品で、石ノ森自身が関わった最後のTVシリーズです。”主人公とライバルが戦う”という設定など、のちの平成仮面ライダーシリーズに通じるものもあります。

そのリブートとして発表されたのが、今回の「仮面ライダーBLACK SUN」。シリーズ全体の監督を務めるのは、『凶悪』や『孤狼の血』シリーズなど話題作を数多く手掛けられてきた白石和彌監督です。

あの独特な暗さも仄めかす世界観を、白石監督がどのように描き出していくのか、2022年春の始動を是非お楽しみに。

そして発表会見の最後に発表されたのは「シン・仮面ライダー」の超特報PV。その映像内にクレジットされたのは「脚本・監督 庵野秀明」の文字でした。

「2023年3月」の公開情報とともに、前田真宏さんが描かれた超ティザービジュアルもお披露目となりました。

なお、庵野秀明氏が実写作品のメガホンをとるのは、2016年公開『シン・ゴジラ』(総監督)以来で、発表会見の冒頭に流れた『生誕50周年「仮面ライダー」メモリアル映像』は庵野監督自ら、1971年放送の「仮面ライダー」にリスペクトを込めて構成された映像ということ、さらに『シン・仮面ライダー』の制作にあわせ、庵野監督企画による1971年放送「仮面ライダー」の出版企画も検討を開始した、と併せて発表されました。

今後の情報も合わせて是非お楽しみにお待ちください。