8月25日(土)21時頃に日本テレビの24時間テレビで放映されたドラマスペシャル「石ノ森章太郎物語」を振り返ってみました。
生田スタジオを中心に、様々なロケ地で撮影が行われました。今回は、撮影された場所を一部ご紹介していきます。
シーン:石森駅のホーム(1956年4月)
場所:秩父鉄道 武州日野駅
章太郎が東京へ行くため、お姉さんに見送られて石森駅を出発するシーン。4月のシーンでしたが、7月下旬の撮影だったため、かなり暑い中での撮影になりました。
シーン:石森町本屋
場所:山梨県富士吉田市
父康太郎が章太郎の本を立ち読みしていると、母のカシクが現れる本屋。康太郎がカシクに「あるだけ全部、買いなさい」というセリフは泣けました。
シーン:上野公園 石ノ森章太郎と赤塚不二夫の初対面
場所:上野恩賜公園
石ノ森章太郎と赤塚不二夫がお互いの似顔絵を頼りに待ち合わせするシーン。このシーンから撮影がスタートしました。一番最初に撮ったとは思えないくらい、二人の演技は自然でした。
シーン:中華屋・松葉
場所:豊島区南長崎
章太郎のことを心配して、姉由恵が赤塚不二夫と話すシーンでした。実際に先生たちが通っていた松葉をお借りして撮影しました。
シーン:トキワ荘入り口
場所:生田スタジオ外オープンセット
映画帰りの石森章太郎、赤塚不二夫、水野英子の3人に藤本弘が姉由恵が亡くなったことを告げるシーン。また、この場所では、トキワ荘のみんなで花火をするシーンも撮影しました。
シーン:仮面ライダー撮影現場
場所:横浜市中区山下町
石ノ森章太郎が子供2人を仮面ライダーの撮影現場に連れて行くシーン。すごく暑い中でしたので、出演者の方は本当に大変だったと思います。唐沢寿明さんが着用していたショッカーの手袋とベルトを記念に撮影しました。
シーン:トキワ荘
場所:生田スタジオ内オープンセット
今回の撮影では、かなり多くのシーンを生田スタジオ内のセットで撮影しました。水野英子先生がびっくりしたほど、当時のトキワ荘を再現されていたようです。撮影の序盤から後半にかけて、部屋のものが徐々に増えていきました。
シーン:病院
先生から章太郎が姉由恵の病状を伺うシーン。先生役の梅沢富美男さんには、このシーンのためだけに友情出演していただきました。
シーン:章太郎の応接室
章太郎が編集者の2人と仮面ライダーのデザインに関して話し合うシーン。日テレアートの皆さんの細部までのこだわりには本当に感心しました。
シーン:石ノ森章太郎生家
父が章太郎と姉由恵を呼びつけて、怒鳴りつけるシーン。父康太郎の杉本哲太さんの演技は、スタジオ内に声が響きわたるくらい、本当に迫力がありました。
シーン:章太郎の新しい仕事場
海外旅行から戻った章太郎がサイボーグ009を生み出すシーン。美術さんが色々と調べていただいて、実際の石ノ森先生の仕事場で使用していたカーテンの柄にそっくりなものを用意してくれました。
2018年9月8日(土)23時からNHK Eテレで放映された「100分de石ノ森章太郎」を振り返ってみました。
今回は、撮影されたセットなどをご紹介していきます。
7月下旬に目黒雅叙園 特設セットにて2日間にわたり収録されました。