「厄を引き受けるお代は九十両——高いでしょうか、命の代金が…?」
“売薬人”として諸国を巡り、“買厄人”として暗躍する男あり。
その名は“九頭竜”———
月刊「コミック乱」で連載中の「買厄懸場帖 九頭竜KUZURYU」(宮川輝、原作:石ノ森章太郎)。
今月発売された単行本第2巻は、いよいよ“九頭竜”の謎に近づいていきます。
売薬人と、修験者と、武田一族・・・・・“九つの竜の頭”を持つ謎の前金物を巡り、三つ巴の戦いが繰り広げられる迫力のストーリー展開です。
伝奇的サスペンスの要素を背景に、復讐と陰謀が渦巻く物語。しかしそこには必ず、割り切れない人の情が交じり合う。
石ノ森時代劇の真骨頂を、宮川輝先生のスタイリッシュな描線で新たに構築した、新生“九頭竜”を、ぜひご一読ください。
(担当O)
「買厄懸場帖 九頭竜KUZURYU」
漫画:宮川輝
原作:石ノ森章太郎
発行:リイド社
単行本第1巻〜第2巻発売中
リイド社発行「月刊コミック乱」(毎月27日発売)にて連載中
©︎宮川輝 ©︎石森プロ